しんどい毎日をなんとかやってく

 ADHDと適応障害に悩んでたら、ライターになってた人のブログ

集中しすぎる時の対処法

 本日は、診察に行く予定なので、いつもより投稿を早めにしました。

 ADHD(注意欠如・多動性障害)の中には、いくつか特徴的な症状があります。今回はその内の一つである、過集中についてお話しします。

 過集中が起こりやすいタイプと、そうでないタイプがいますので、全員同じとはいいません。

 おおよそ過集中が起こりやすい人の中で、だいたい共通する事例を挙げます。

 

 

「注意欠如」なのに「過集中」

 文字だけで書くとおかしく読めますが、どちらもADHDでよくある現象です。

 注意力が散漫になることと、好きなことに集中し過ぎて没頭してしまうこと。一見すると相反するようですが、両立してしまいます。

 不注意は日常生活の中で、たびたび起こります。

 

「出かけるたびに忘れ物をする」

「一つのことをやっているうちに他のことが目に入り、一つ目を放って二つ目をやってしまう。そして二つ目をやっているうちに、また他のことが目に入って三つ目をやってしまう。その繰り返しで物事がまったく片付かない」

 

 よくある例としては、上記のようなことです。

 また、過集中もたびたび起こりやすいです。

 

「何かをやり始めたときに集中するが、集中しすぎて他のことがおろそかになり、提出期限や約束に間に合わなくなる」

「集中しすぎて寝食を忘れ、本人の健康すら損なう」

 

 主に、上記のような弊害が起こりやすいです。

 過集中は、有益なことにうまく作用すれば、本人の才能を伸ばし大きな成果を挙げることもありますが、毎回うまいタイミングで出てくれるわけでもありません。

 あと五分で出勤する時間、などというときに家事に夢中になってしまい、三十分も経ってしまったら、どうなるでしょうか。

 このようなことの積み重ねで、生活が悪化していきます。

 

 一見、相反する現象のように思いますが、自分で集中力を制御できないと考えれば、同じくくりともいえます。

 

きっかけがあれば過集中は止まる

 これはADHD関係なく、誰にでもいえることですが、集中している間はよくても、正気に戻ると、どっと疲れます。

 これが過集中の後となると、やりたいだけやりつづけて、精神力と体力を使い切ってしまった状態。

 そして現実が立ちはだかります。

 頭が痛い、気分が悪い、ほかにやるべき事が終わっていない、など。

 こうなってくると生活もままなりません。

 ある程度は制御しないと、本人が参ってしまいます。

 

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 しかし、やっかいな過集中ですが、止める方法もあります。

 一番確実に止められる方法は、他人が邪魔することです。肩を叩きながら大きな声で呼びかける、読んでいる本を取り上げる、など。

 多少、乱暴な方法ですが、過集中の時は、本人は疲れを感じていてもやめられず、夢中になっています。

 あまりにも度が過ぎるようなら、止めたほうがいいときもあります。

 夢中になっていたときに邪魔されると、本人が怒るかもしれませんが、何回か集中しすぎて失敗した経験があれば、いずれ納得します。

 失敗した経験は本人のためにもなります。軽い失敗体験は、何度かしておくのもありだと思います。

 

 うまい具合に、近場に止めてくれる人がいればいいですが、一人だったときはどうなるでしょうか。

 こういうときに、現代人に生まれてラッキーだと思うのが、機械や道具があることですね。それを利用します。

 

自分で邪魔をセットしておく

 数日前に、こういう記事を書きました。

 使い勝手のいいタイマーを紹介したものですが、この過集中の時にも役に立ちます。

 実は私たちは、もうすでに日頃からタイマーで集中と休憩を体験しています。

 

 わかりやすい例を挙げるなら、学校の授業とチャイム。

 義務教育なら、一授業はおよそ五十分。短い休憩は十分ほど。すでに学校教育で、集中と休憩の訓練も、知らずにしていたわけです。

 それをイメージして、あらかじめ休憩時間を先に決めておきます。

 未来にタイマーをセットしておく。

 電子音もしくはバイブレーションが起こったら、やっていたことを止める。

 そしてまた、休憩する時間の分、タイマーをセットしておく。

 これだけです。

 

 何度かやっているうちに、自分の限界がわかってくるので、体調に合わせて時間は調整していけば、慣れてきます。

 学校教育を受けていた人なら、全員自然にできていたことです。

 呼びかけてもらって他人にストッパーになってもらうよりは弱いですが、集中が途切れるきっかけがあれば、過集中も止めることができます。

 他人の手を煩わせるのに気が引けるなら、自分でなんとかできるよう、調整していけばいいわけです。

 身の周りにあるものを、ガンガン活用していけば、ある程度は自分でも調整可能。

 体調を崩すよりはましです。

 

やるのが面倒なことは敷居を低くしておく

  紙とペンを持って手帳に約束の時間をメモし、それを実行するのが苦手な人でも、タイマーの簡単な操作なら一瞬で終わるので、手軽です。

 まず一番敷居が低い時間管理だと思います。

 

 よく話題に上がる「タスク」とは、作業や仕事といった意味ですが、平たくいうなら「面倒な用事」です。

 やりきれないなら、まず減らすことを考えると、楽になります。

 管理しきれない荷物で困っているなら、それをしまうものを買うより、手元からなくしてしまえば、もう「入れ物を用意する面倒くささ」からは解放されます。

 タスクは後回しにすればするほど、面倒くささも大きくなります。

 メモをするのも面倒。かと言って自分でも覚えていられるか自信がないなら、メモする必要がないように、行動を変えていけばいいわけです。

 時には視点を変えたら案外、楽に用事をなくすことも可能です。

 「タスク管理」は、極限まで用事を減らした後で方法を考えれば、管理する量も少なく済みます。

 楽をするのは悪いことではありません。効率よくするのは、案外、楽しいのでおすすめです。

 

 朝早くでしたが、お読みいただいてありがとうございました。

 では、また明日。